「なつかし〜」

これは地元金沢のお客様がここちやに来て言われるセリフであります。

何が懐かしい？

例えば

中庭。

昭和初期、金沢の建物に中庭が存在するのは珍しくなかったのです。

今で言うリビングのような家族が集まる場所に中庭があり、それを見ながら食事をとる日常がありました。

他には

急な階段。

階段の幅から、手すりをつけると更に狭くなるので当時のまま残しています。

スタッフがこの階段をお盆片手に速く上り下りする姿をみて、驚かれるお客様もおいでます。

他には

窓。

近江町市場が見えます。

町家ならではの窓です。

築78年の歴史が、店内の至るところに残されています。

お客様が懐かしさを感じられるのはこうした昭和初期の金沢が至るところに残るからではないでしょうか。

他にもありますが、またの機会のブログでご紹介いたします。

おかず組合

こんばんは。今日のおかず組合は本日ご案内しました前菜の五種盛りをご覧いただきましょう。

・胡麻豆腐

・鳥松風

・えびす

・鮒の佃煮

・小梅のシロップ漬け

中でもえびすは金沢料理の定番。甘めに味付けした出汁に玉子をあわせ、寒天で固めた料理。

ここで、私から一句。

エビスです。

さほどぜいたくでない

料理です。

字余りで季語のない、完成度が低い一句でありました。私のようにしまってないわ。

鮒の佃煮も意外と金沢のおせち料理にはかかせない一品。

ここで私からもう一つ一句。

泥鰌め

鮒は嘆きし

ふてくされ

この句は夏場に金沢では泥鰌の蒲焼きを食す習慣があり、それは根強く文化として残っているのに対し、鮒の佃煮が金沢のおせち料理に欠かせないものである文化は淘汰されつつある状況をなげく鮒の気持ちを表しました。

季語が四季をまたぎ、実に素晴らしい！川魚同士の意地とプライドがこの句に凝縮されてるといっても過言ではあるまい。

先程の句と比べると私のように白黒はっきりつきましたなあ！

ここでなぞなぞ平目は正直か？それともひねくれ者？どっち？

答えはどっちでもなく、グレー。なぜならば表にも裏にも黒と白の腹があるから。

山田くん！一枚やってください！

ガイアの夜ふけ

こんばんは。蟹江蟹三です。私は今じゃ冬の味覚の王様。ですが、よく考えてみてください。

誰が初めて私を食べようと思ったのかを考えてみると不思議ではないでしょうか？

食べ物である概念を取っ払うと固くて不気味なエイリアンといったところでしょうか？食べたパイオニアは偉かった！！

皆さんに質問です。生きる化石のかぶとガニを食べようと思いますか？

遠慮気味にバツ印が出てますが、当初はそんな感覚かも。ですよね。多分。

イメージは怖すぎる。

先日、こんなことがありました。

常連のお客様から電話で
「いつも使ってる、あのかっこいい部屋空いてる？」と問い合わせがありました。
かっこいい部屋??
しばらく考えていると
「ほら、あの二階上がって右側にある、なーんかかっこいい部屋」
そこでどのお部屋かすぐに分かったのですがお客様によって部屋の呼び方があって面白いなぁと思いました。
また違うお客様はこのお部屋の壁紙が薄いピンク色をしていることから、ピンクの間と命名されていました。
ちなみにここが

かっこいいお部屋であり、ピンクの間です。
今日は旅館のお部屋のように襖で仕切り、少人数のお客様をお迎え致します。
実は当店の中で一番大きな個室で最大32名様までご案内出来ます。

かっこ良く決まってますか?

襖を開けると景色が見えます。
今日の金沢は朝からアラレと暴風で一気に冬に向かっているのを感じます。
新幹線で東京からおいでたお客様なんかは朝見た東京の天気と金沢の冷え込みの差に驚かれていました。

準備中

今日は撮影の日

ランプの個室の準備

中庭は午後5時でもう夜のムードに。

掛け軸も変えます。

花もチェック。

しらこの歌

それではここで一曲参りましょう。歌はキクルミで白子の歌です。どうぞ。

ふと気がつけば腹の外

ふと気がつくと店の中

白子〜白子〜たっぷり〜白子〜。

白子〜白子たっぷり白子がやってくる〜

白子〜白子〜たっぷり白子〜

白子たっぷり〜たっぷり〜白子〜

キクルミさんに白子の着ぐるみを着用させる動きもあったそうてすが、さすがに気味が悪かったようでミーティングにより却下になったそうです。今週の第一位です。

蟻地獄。

こんばんは。眉丈山焼の器でニックネーム、蟻地獄です。店長さんがつけました。ひどいと思いませんか？

底から吸いとられそうな気がするんですって。

言われてみれば。

なんで人様に誤解を招くような画像をセレクトするかなあ。店長！！

お造りも

海鮮丼も

鯛の淡煮もなんでもござれの蟻地獄でござんす。次の獲物はどの料理だ！！って店長！！いい加減にしておくんなまし！！

鯛ちゃんの悩み事。

こんばんは。田中鯛助です。輪島から来ました。2.6kgの活〆鯛です。この連休では私は海鮮丼のエースでした。

今宵は私の悩みを聞いてください。

ネタが思い浮かばねえです。以上です。

生酒って人気高いんですね。

このところ当店で人気が高いお酒をご紹介いたします。

こちらは石川県能登のコシヒカリを使って作られている生酒です。

味はやや辛口ですが呑みやすいのが特徴です。

先日、新米の会を開催した時からここちやのお酒の裏メニューとして、お酒好きな方にコッソリご案内をしておりました。というのも、数量があまりないお酒なんですね。美味しかったから近所で買おうと思っても買えない。

基本的には、橋竜伊商店さんのネットでの販売のみ。

今週また数本入荷予定ですので気になるお客様はお早めに〜。

2.6kgありますねん

宮城から来ました平目平子です。私は2.6kgありますねん。

冬場に美味しくなる平目は冬の風物詩。蟹や鰤だけじゃありまへんで。大型の平目も近江町市場に登場しはじめております。

宮城の言葉って思い浮かばなかったから、関西弁にしましたんや。

今日のお客様の天丼にもうちがネタになりましたんや。ほな、さいなら〜。

キルカメッシュまっぴるま

こんばんは。柿島愛です。

キルカメッシュまっぴるまのスタート。

今日はイジリー鮭田と共演したんだけど。画像をアップしとくね。スモークされたサーモンでクリームチーズを巻き込み、ランプキャビアで飾りつけ。乱舞キャビアじゃないわよ。

チーズとスモークサーモンの相性は抜群！！柿の甘さもアクセント。

伝家の宝刀、ティーバック！バイバーイ！

ここちや折箱おせち

ご予約受付開始いたしました。

二段重　11,000円
12月15日までにご予約いただきましたお客様には1,000円のお年玉お食事券を進呈いたします。
３〜４名様くらいでお召し上がり頂ける内容でございます。
写真は昨年折箱おせちの内容でございます。

三郎丸走です。

こんにちは。三郎丸走です。この器でございます。わかりにくいかもしれませんが。

ここちやのスタッフからはラグビーボールというニックネームがついております。

まさに私にとっては造りの盛り付けはラグビーで言えばキックのような大事な局面。

強引ですが、お馴染みのキック、いや盛り付け前の儀式でございます。

キックは成功！颯爽とフィールドをかけていくフィフティーン！

ピー！ノーサイド！！

やっぱり蟹はオススメ！

最近の金沢の話題といえば

香箱蟹

これを食べて冬の訪れを感じる地元の方も多いと思います。

県外の方ですと、新幹線開業で何かと話題の金沢で、更に話題の蟹をぜひ食べてみたいと問い合わせが多数ございます。

個人的にはこの

濃厚な蟹味噌を、さっぱりの蟹酢で食べるのがオススメです。

当店はコースでご案内を致しておりますので、蟹以外にも冬の味覚満載です。

鰤なんかも脂が乗っててまさに食べごろ。

ご予約お待ち致しております！

オールJAPAN！

輪島産の鯛！

金沢港の鰤！

金沢港の甘海老！

なぜか奄美の黒鮪！

石川産大根！静岡の蔓紫！

ここちやの裏庭の柿の葉！

皿は九谷焼！

オールJAPAN！おしまいです！

鰤輝君のクレーム

鰤輝です。金沢港からやってきました。五キロ強あるげん。今日はここちやさんの板さんに言いたいことがあるがや。

板さんに言う前に仲間達に相談してみてんて。ほったら

蟹君は自分のことのように板さんの不備に怒りをあらわにしました。

鯛ちゃんはすぐに殴り込みをかける勢いだったから私がとめたほど。板さんは何をしたかというと。

すき引きの最中に身を削いでしまったんです！なにやっとれんていやおい！！何！？そこの部分はまかないだって。冗談じゃないわいや！

わしゃこの身体を全てお客様に捧げるつもりやってんぞ！！ぶざけんな！！

なんだって？かわいいバイトの女の子に食べてもらえるって？しょうがねえなあ〜。まあ、ちょっとぐらいなら勘弁してやるぜ。板さん。

かわいいバイトの女の子だから串で形をセットせねばなるまい。ほったら後日、蟹さんから怒られてんてー。

輝！プライドってもんがないんか！って。知るかいやそんなもん！っていうかなんでまた俺が起こられないかんげんてー！なんでねんていやおいー！！

吾輩はのどぐろという魚

こんばんは。吾輩は赤ムツオである。オムツじゃないですよ。ドナルドダックが赤くなったわけでもありません。のどぐろは赤むつと呼ばれたりもするんです。地方によっては。

白身の王様と言われて、近年では蟹や鰤と同じぐらいに北陸のお魚の代名詞となりつつあります。

見てください。脂がのった身が食欲をかきたてます。脂が強い魚でもあるんです。板さんは吾輩を幽庵焼きにしました。

九谷焼のお皿にのった吾輩は憧れのステージにしばし酔いしれたのである。

吾輩にもプライドがあります。

くどいようですが、吾輩はむつである。のどぐろという赤い色をしたむつ。キロ単価は夏目漱石さんが五人から八人になる場合もあるのである。さようなら。タメ口な吾輩を許してください。

薄造り打ち上げ花火

パーン！

パーン！

パーン！

 

パーン！

オチも特にありません。薄造り花火をお送りしました。今度は河豚で綺麗な花火を打ち上げたいです。

薄造りじゃないですが、鰤しゃぶもついでにパーン！

御飯のお供戦隊ゴレンジャー

葉唐辛子の佃煮のブラウン

芋茎の甘酢漬けのレッド

割り干し大根のイエロー

柴漬けのグリーン

ねぎ味噌のまたまたブラウン二号

御飯のお供戦隊ゴレンジャー︎

食卓とここちやの現場を守るんだ〜！！

なんとも地味なゴレンジャー。トォー︎

手抜きなブログを心よりお詫び申し上げます。

ここちやの個室をご紹介。

年末に向けてありがたいことに忘年会、ご宴席のご予約を頂いてお部屋も人気のお部屋は早いうちに埋まってきております。

当店は全て個室でのご案内をさせて頂いております。

お部屋は全部で4部屋ございます。

一番人気のお部屋は

最大10名様までご案内可能なお部屋。

こちらのお部屋の人気の理由は、お部屋から庭を眺めながら、テーブルでゆっくりとお食事が楽しめるところ。

これからの季節

これぞ金沢の冬！という雪景色も楽しめます。ちなみに写真は今年一月半ばの雪景色です。

今年の冬は暖冬だと言われていますがどうなるなでしょうか？

雪の線路を初めて走る北陸新幹線も気になるところです。

続いて人気のお部屋は

最大32名様までご案内可能なお部屋。

こちらのお部屋は当店の中でも一番大きなお部屋でございます。

こちらのお部屋は写真のようなランプのお部屋にしてから雰囲気ががらり変わり人気も急上昇です。

こちらは四名様までご案内可能なお部屋。このお部屋からは

吹き抜けが見られます。

当店は昭和12年に建てられました。

当時、この十間町界隈は家がひしめきあって建っていました。部屋に灯りを取り込む方法として吹き抜けが作られたといわれています。現在、十間町でこのように昔のまま残されている建物は珍しく大変貴重な造りとなっています。

こちらのお部屋は最大8名様までご案内可能なお部屋の一角にある空間です。昭和初期の雰囲気が蘇る、異空間で一服して頂けます。

お部屋は人気のお部屋から埋まってきておりますのでお早めにご予約くださいませ。

ご予約の際にお部屋指定の場合はお申し付けくださいませ。